フレクションプレスの構造は、機械の中心にネジが縦に埋め込まれています。
そのネジを縦に上下させる動力は、まず最初にモーターを回し左右のホイールに回転を移します。
そして、その回転を中央に横向きで設置されてるホイールに移すことで上下に動きます。
構造を例えるなら万力とおなじ原理です。
万力の様にネジ式なので、小さい力で大きな力を生み出す事が出来ます。
特徴としては一般的な油圧プレスとは違い、下死点がない事です。
材料に金型が接した時の反動でスライドが上下します。
この時材料に金型が接する瞬間にレバーの押す強さにより
材料に掛かる圧力を調整します。
常に一定の強さを維持する為、熟練の技術を要します。